iDeCo

2019年02月27日

「セゾン投信」の運用報告会に行ってきました

先日は「セゾン投信」の運用報告会に行ってきました。
セゾン投信」は、積立王子という異名を持つ中野晴啓氏が代表取締役を務める投資信託の直販会社です。私は現在楽天証券の「iDeCo」で、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」を積み立てています。

私が投資に興味を持ち始めたばかりの頃、最初に読んだのが中野氏の著書(下記参照)でした。実はその本に感銘を受けたことがきっかけで積立て投資を始めたのです。




正直言って昨年は「セゾン投信」もあまり良い成績とは言えませんでした。もちろん他の投信も似たようなものでしたが、運用報告会ではその事実は事実として認めたうえで改めて、長期の積立投資で年単位の成績に一喜一憂することがいかに無意味であるかということを、分かりやすくご説明いただきました。

年単位の成績に捉われることは無意味だと分かってはいても、資産がどんどん減っていく最中に人は冷静さを失いがちです。不安になって全解約してしまったり、ちょっと戻ってきたらすぐに利確してしまったりと、長期積立投資から離脱してしまう方が多数いらっしゃいます。

前提として良い投信を選んでいることが条件ですが、積立投資の場合、どんな場面でも積立てを続けることが、最大のリターンを得る近道であることを忘れてはいけないのです。

そして積立投資に出口はなく、必要な時に必要な額だけ引き出して使い、本人が亡くなった後も子供や孫の代まで続けてもらうことが理想的だと熱く語っていらっしゃったのが印象的でした。

今回の運用報告会に参加して、やはり「セゾン投信」は信頼できる運用会社だと思いましたし、資産の増える速度はゆっくりかもしれませんが、着実に増やしてくれる投信だと再認識できました。

これからも引き続き、コツコツ積立てていきたいと思います。

中野氏の最新著書はこちら
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mari5smz at 20:49|PermalinkComments(0)

2019年01月03日

初めての投資は「iDeCo(個人型確定拠出年金)」から

今朝は年始早々、為替相場がとんでもないことになったようですね。
ドル/円が早朝にいきなり104円台になったということで、思わずニュースの画面を二度見してしまいました。やっぱり米国株の追加は年明けにするべきだったかなと少し後悔しているHALICOです。

FXをなさっている方の中には、朝起きて顔面蒼白になった方も少なくないのではないでしょうか。寝ている間にロスカットされてしまうという恐怖。私はこれが怖いのでやはりFXには手を出せません。荒れているのは株式相場だけかと思ったら、為替相場も大荒れのようです。

それはさておき、新しい年を迎え、今年は投資デビューしようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。初心者は比較的安全なものから始めることをお勧めします。(いきなりFXはやめておきましょう)

私の周りにも、投資に興味はあるけれどなかなか始める勇気がないという人がたくさんいます。

そんな方はまず、「iDeCo」から始めてみてはいかがでしょう。なぜかというと「iDeCo」は最も損をしにくい投資手段の一つと言えるからです。

なぜ損をしにくいのかと言うと、投資した金額の全額が所得控除の対象となり、税金が戻ってくるからです。例えば、年収500万円の会社員が毎月2万円積立てた場合、年間で約48000円の節税になります。
運用面で多少マイナスが出たとしても、戻ってくる税金でカバーでき、利益が出た場合はその利益に課税されることもありません。つまり、国ができるだけ損をしにくい仕組みを作って、国民の利用を推奨しているということです。

「iDeCo」でいくら節税できるか、シュミレーションしたい方はこちら

しかし、なぜ国がそこまでして国民に「iDeCo」を推奨するのでしょうか?それは暗に、「これからの日本人の老後は公的年金だけで賄うのは無理なので、自己責任で準備してね。」というメッセージでもあるのです。

以前「資産運用を始めたきっかけ」の記事にも書きましたが、バブル以前の高度成長期には、日本の金利は最大6%もありました。その時代には、銀行や郵便局に預けておくだけでお金がどんどん殖えたので、わざわざリスクをとって運用する必要がなかったのです。

また、終身雇用が当たり前で、就職して定年までその会社で働きさえすれば、会社と国が老後の面倒をみてくれるようなものだったので、自分でお金の勉強する必要もありませんでした。

しかし時代は変わりました。日本はこれから深刻な少子高齢化社会に突入します。低金利政策もしばらく続きそうです。それぞれが自己責任で老後資金を準備しなければならない時代になりつつあります。過去と比較して国に文句を言っても、そもそも状況が違うので何の解決にもなりません。今後は少しでも早く備え始めた人と、そうでない人の間に老後の生活のギャップが広がっていくことは間違いありません。

ちょっと話が逸れたので「iDeCo」の話に戻りますね。

「iDeCo」を始めようと思った場合、まず何から始めたら良いのか、それは金融機関選びからです。選ぶポイントは、「手数料の安さ「商品の品揃え」です。

「iDeCo」には必ずかかる手数料というものがあります。それは口座開設時にかかる2777円と、月々支払う167円です。これは、どの金融機関を選んでも同じですが、それ以外に、金融機関によっては「運営管理機関手数料」が必要な場合があります。徐々にこの「運営管理機関手数料」を0円にするところが増えており、いずれは0円が当たり前になるのではないかと思いますが、今のところ、0円で口座を作れるのはSBI証券、楽天証券、マネックス証券、イオン銀行等一部の金融機関に限られます。

手数料による金融機関の比較表はこちら

私が「iDeCo」を始めた時には、「運営管理機関手数料」が0円の金融機関は「SBI証券」と「楽天証券」のみでした。それから比べると、この2年ほどの間にずいぶんと選択肢が増えたなぁと思います。長期間の積立てになるので、この手数料はできるだけ0円の金融機関を選ぶことが大切です。

そして商品の品ぞろえについてですが、やはりこれも手数料が重要です。「iDeCo」の商品には元本保証のものもありますが、元本保証の商品は前述の手数料に負けしてしまう場合があるので、あまりお勧めできません。メインの選択肢となるのは投資信託です。投資信託は、その投資信託を運用する運用会社に支払う手数料(信託報酬等)が商品によって異なります。同種の投資信託であれば、手数料の安いものを選ぶことが基本です。

以上の点から、「運営管理機関手数料」が0円の金融機関の中で商品を比較し、自分の購入したい商品を取り扱っている金融機関を選ぶというのがポイントだと思います。

総合的なネットの口コミ等では、現在のところ二強の「SBI証券」「楽天証券」そして、「マネックス証券」「イオン銀行」の人気が高いようですね。ちなみに、私自身は「楽天証券」で口座を開いています。

最後に、「iDeCo」には注意しなければならない点もあります。
まず、いったん積立てを始めると60才まで引き出すことができないという点です。しかしこれは、意思が弱くどうしても貯金ができない人にとってはメリットかもしれません。また、専業主婦等そもそも税金を払っていない人にとってはメリットが少ないです。そして、投資信託を選ぶということは、元本割れする時期もあるということです。長期間の積立てなので、プラスのときもマイナスのときもあります。ただ、マイナスになっても積立てを続けることが、次の上昇相場で大きな利益につながるのだということを理解した上で、始めていただければと思います。

「iDeCo」についてもっと詳しく知りたい方は下記の本も読んでみて下さいね。

<おすすめ書籍>






mari5smz at 20:00|PermalinkComments(0)

2018年12月16日

迷った時の投信積立

ブログを開設してからずっと株の記事ばかり書いてきましたが、本来私は「コツコツ積立て投資派」です。

投資信託の積立ては地味なので、ワクワクすることもないけどあまりドキドキすることもありません。日頃はほとんど無視しています。スリルを求めるデイトレーダーには全く面白くない投資法だと思います。

最近相場が下落気味なので、株の利益はだいぶ減ってしまいしたが、今まで3年間積み立てていた投資信託のおかげで、かろうじてトータルで元本割れすることなく済んでいます。もちろん投資信託の利益も減ってはいるのですが、上昇相場で3年間積み立てていたので、まだ多少は余裕があります。

私は「NISA」で3本、「iDeCo」で5本、合計8種類の投資信託を積立てています。
積み立てている投信は以下の通りです。

<NISA>
・ひふみプラス(+15.09%)
・ニッセイ外国株式株式インデックスファンド(+10.90%)
・世界経済インデックスファンド(+8.75%)

<iDeCo>
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(+1.1%)
セゾン資産形成の達人ファンド(-3.0%)
・たわらノーロード先進国株式(+2.4%)
・たわらノーロード先進国債券(+1.6%)
・三井住友・DC外国リートインデックスファンド(+4.7%)

最近は競争が激化し、投信の信託報酬がどんどん下がって来ているので、そろそろ見直しも必要かなと思ってはいますが、もうしばらくはこのまま続けるつもりです。

今のところ、「セゾン資産形成の達人ファンド」以外はまだプラスを保っています。
「ひふみプラス」は、よい時には+40%ほどになっていましたが、最近の下落相場でかなり下がりました。「ひふみ投信」が主な投資対象としている日本の中小型株や米国のAmazonやVisa等は特に下落の激しい銘柄が多かったので、止む無しというところでしょうか。

ちなみに、NISAで購入している投信は3年弱積立てていますが、iDeCoは2年です。
NISAの積立てを始めた2016年は、ちょうどチャイナショックやマイナス金利の導入、ブレグジットに米国大統領選挙等イベント盛りだくさんで、全体的に株価が低迷していたため、平均取得価格を低く抑えることができています。それがiDeCoと差が生まれた要因だと思います。まあ、短期的な利益の差は関係ないのですけどね。

最近は株式の投信が不振で、債券やリートの投信は好調です。
これからだんだん景気が悪くなるという予兆でしょうか?

投信積立は、コツコツと毎月一定額を積み立てることで、取得単価を低い水準で平均化してくれます。基準価格が低ければ低いほど、購入できる数量が増えるからです。そのため、マイナス時期が長期間続いたとしても、次に景気が上向いた時には大きな利益をもたらしてくれるのです。もちろん、積立てる時期によっては、マイナスのまま終わることが無いとは言えませんが、10年以上積立てた場合、マイナスになる可能性はかなり低くなります。最初の投信選びの際に間違った選択さえしなければ、後はほったらかしでOK❗️気の長い話ですが、基本的には存在を無視し、感情を入れないことが成功の秘訣かなと思うのです。

「継続は力なり」「塵も積もれば山となる」ということで、先行き不透明な状況が続きますが、投信の積立てだけは、気長にコツコツ続けていこうと思います。

投資信託|セゾン投信

mari5smz at 01:05|PermalinkComments(0)